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EC・通販の購入者の約半数がSNSをきっかけや参考に YouTubeのスコア高い【エルテックス調査】

 エルテックスはEC/通販に関する市場動向を考慮した独自調査「通信販売に関する【消費者調査】2022」を実施。結果を発表した。同調査は2013年から実施しており、通信販売に関する「消費者の行動や意識」「周辺を取り巻く環境」を集計・分析したもの。

EC・通販で商品購入者の約半数はSNSが購入のきっかけや参考

 まず、ECを含む通信販売で買い物をした際の購入きっかけや、参考にしたSNSがあるかを尋ねた。

 結果、EC・通信販売での商品購入時に、SNSを購入のきっかけや参考としたのは全対象者の49.5%だった。SNSの内訳としては、上位3つは、YouTube(27.6%)、LINE(16.8%)、Twitter(16.2%)となっている。

【クリックすると拡大します】
ECを含む通信販売で買い物をした際の購入きっかけや、参考にしたSNSがあるか

 年代別で見ると、20代ではInstagramが40%、30代ではYouTubeが37.5%で上位となった。20代では、全般的にEC・通販購入時にSNSとの結びつきが強く、きっかけや参考にしていないと回答したのは23.3%にとどまった。YouTubeは、年代が高くなるにつれスコアが減少する傾向が見られた。しかし、60代でも21.7%がきっかけや参考にしていると回答していることから、EC・通販の購入に対する影響力が他のSNSより強いと考えられる。

【クリックすると拡大します】
年代別、EC・通販購入時に参考にしたSNS

EC決済方法の利用意向、「アプリ決済」が昨年比22.6%増

 次に、ECサイトの決済方法で、使ったことがある、ないに関わらず、今後使いたいものを質問した。

 すると、ECサイトでの「今後使いたい決済方法」では、2021年調査比で、クレジット決済が▲2.0%、コンビニエンス決済が▲8.6%とスコアを下げていることがわかった。その一方、アプリ決済(アップルペイ、グーグルペイなど)が、前年比+22.6%と急伸した。

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ECサイトの決済方法で、使ったことがある、ないに関わらず、今後使いたいものはなにか

 続いて、ECサイトの決済方法の「その他決済」で、使ったことがある、ないに関わらず、今後使いたいものを聞いたところ、「その他決済(Amazonペイ、LINEペイ、楽天ペイなど)」は前年比で+1.1%と微増にとどまった。その内訳は、PayPayオンラインは年次増加、その他決済方法の多くは年次減少あるいは、前年からほぼ変化が見られない傾向にある。

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ECサイトの決済方法の「その他決済」で今後使いたいもの

EC・通販利用経験者のパソコン保有率は4年連続で減少傾向

 次に、個人で保有している、または自宅で使うことができる機器を尋ねた。

 結果は、通販やECを利用したことがあるユーザーは、昨年90%を超えたスマートフォンが91%になり、タブレットが全体の約3割となった。パソコンは4年連続で減少傾向にあり、今年は69.5%と7割を下回った。AIスピーカーは8.2%の保有率で、まだ広く普及しているとは言えない状態となっている。

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個人で保有している、または自宅で使うことができる機器

【調査概要】
エリア:全国対象者:infoQ by GMO調査パネルを利用
方法:ネット方式による、アンケート調査
調査期間:2022年11月26日~30日
回収サンプル数:600
調査主体:エルテックス
調査実施機関:楽天リサーチ

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2022/12/21 08:00 https://markezine.jp/article/detail/40893

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