空色は、同社が提供するWEB接客ツール「WhatYa」(ワチャ)において新機能「アタッチメント」をリリースした。同機能はSNSやウェブサイトに分散するコンテンツ(動画・画像・記事等)を集約し、サイトやアプリからの離脱を防止するとともに、顧客にシンプルで直感的な体験を提供するもの。
具体的には、同社独自のエンジンが顧客の関心がある言葉を検出。コンテンツが連動して表示される。これにより顧客は直感的な操作でサクサクと買い物が可能になる。
また、企業は顧客の直感的な行動データを収集、分析でき、よりパーソナライズされた顧客体験をサイト改修なしで実装できる。
概念実証には、ダイドーフォワードが運営するアパレルブランド「NEWYORKER」と、エフ・ディ・シィ・プロダクツが運営するジュエリーブランド「4℃」が参加。「アタッチメント」を利用した顧客の7.6%が購買するなど結果が出ている。
今後、空色は顧客が気になるコンテンツを保存できる機能を実装予定。これにより、サイトへの来訪頻度や買い物体験の向上をはかるとともに、コンテンツ改善をしやすくする。
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