BEENOSは、「BEENOS越境ECヒットランキング2022」を発表した。同ランキングは、同社の購買データより2022年の消費傾向を振り返り、「日本発、海外でヒットした商品」を紹介するもの。
2022年の「商品ジャンル別ランキング」には、1位「ブランド腕時計」、2位「トレーディングカード」、3位「アニメのフィギュア」がランクイン。特に伸長したのは、1位「カメラのレンズ」、2位「オートバイのセキュリティグッズ」、3位「ブランド腕時計」と、高価格帯のジャンルが上位となった。ゴルフグッズやフィッシングリール、陶芸など趣味性が高いものが入っていることも特徴だろう。
続いて本年、流通を伸ばした売れ筋のジャンルを見ると、高価格帯商品である「ブランド腕時計」「フィルムカメラ」「ゴルフグッズ」が挙げられる。
海外市場において以前から人気もあったが、円安によって高額商品の割安感が強調されたことで消費が拡大する結果とった。
上記で見られるように、2022年は円安が急速に進んだタイミングであることが要因で、高価格帯の商品が越境ECにおいて活発に取り引きされている。
購入金額は全体で50.94%増加。購入UU、顧客単価もともに伸長した。為替が越境ECの流通に影響を与えていることがうかがえる結果となった。
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