スターバックス社の25年の歴史のなかで、最も苦悩に満ちた決断が下された。 “スターバックス離れ”といわれる現象に対して、同社はスタッフの再訓練などさまざまな施策を行ってきた。
しかし、売り上げの低迷は改善されず、店舗展開の見直しに着手することとなった。7月1日には、同社が運営している600店の閉店を発表。閉店の通知は7月中旬までに行われる。
スターバックスは2009年度に200店ほど新しい店舗を開店することも発表しており、今後はコーヒービジネスの立て直しに注力するとしている。
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