新容器で若年層の飲用を喚起
アサヒビールは「スーパードライ」の体験型コンセプトショップのオープンと、新容器を採用した「アサヒスーパードライ スマート缶」の展開を発表した。
4月下旬にオープンする体験型コンセプトショップでは、スーパードライの飲用だけでなく、同社の工場に併設されているアトラクション「スーパードライ ゴーライド」の体験が可能。ブランドの世界観に合うコンテンツとコラボレーションしたエリアの展開や、限定商品の発売なども予定している。
アサヒスーパードライ スマート缶は、数量限定の缶容器だ。手に取りやすいデザインへと変更することで、若年層の飲用喚起を目指す。
三菱商事×KDDI×ローソンのシナジー
三菱商事、KDDI、ローソンの3社は、資本業務提携契約の締結を発表した。これにともない、三菱商事とKDDIは、公開買付けなどによるローソンの株式非公開化に関する取引に合意。4月以降に実施される同取引の完了後、三菱商事とKDDIは、共同経営パートナーとしてローソンの議決権を50%ずつ保有し、企業価値の向上に3社で取り組む。
資本業務提携を通じ、ローソンの店舗を訪れる約1,000万人/日との顧客接点(オフライン)と、KDDIが有する約3,100万人の顧客との顧客接点(オンライン)を掛け合わせることが可能に。具体的には両社の店舗の相互活用や、ローソンの店舗における通信・金融・ヘルスケアサービスの拡充、ポイント経済圏の拡大などを想定している。
指名検索数の増加を支援する新プラン
ネオマーケティングは新サービス「拡張型エンゲージメント」の提供を開始した。
同サービスは、デジタルマーケティングで指名検索数を増加させる認知想起プランだ。従来の運用型広告による獲得施策に加えて、認知獲得施策や動画による想起施策を掛け合わせることで、見込み顧客のエンゲージメントを高め、指名検索数の目標達成を支援する。
みずほ銀行とCAがタッグを組む
みずほ銀行、サイバーエージェントおよびフライウィールは、法人顧客向けマーケティングプラットフォーム事業に関する戦略的業務提携契約を締結した。同提携により、3社は広告事業の創出やプラットフォームサービスの提供、データサイエンスの取り組みを通じた分析の高度化などに取り組む。
広告事業の創出にあたっては、みずほ銀行の顧客に関する情報やサイバーエージェントのAI技術を活用。広告事業とみずほ銀行の法人向け統計データ販売サービス「Mi-Pot(ミーポット)」などを連携させ、広告配信から分析まで行うマーケティングプラットフォームの構築も目指す。
さらに、みずほ銀行とサイバーエージェントはデータサイエンスを用いた広告配信の分析・予測精度の向上に取り組み、モデルの構築を行っていく。フライウィールとも連携することで、個人情報の保護に向けた活動を進める。
メタバースのマルキューにも広告を掲示
SHIBUYA109エンタテイメントは、現実世界とメタバースの広告を連動させたデジタルツイン広告を展開した。
SHIBUYA109渋谷店のシリンダー(建物正面の円柱部分)に掲出したUber Eatsの広告を、オンラインゲーム「Fortnite」のマップ内に存在するSHIBUYA109 のシリンダーにも掲出。今後は同社のネットワークを活かし、アー ティストやキャラクターとのコラボレーションイベントやゲーム体験、メタバース上での大規模広告展開など、メタバースならではの体験価値の提供を目指す。