UGC投稿風が効果的な理由とは?
弊社でも、UGC投稿を参考にクリエイティブフォーマットを活用した動画コンテンツを日々作成しています。TikTokの広告トレンドのチェックはもちろん重要ですが、私たちは着眼点を「広告のトレンド」から「UGC投稿のトレンド」にシフトしました。
なぜなら、TikTokで受け入れられやすい動画の本質を見極める必要があるためです。現在は広告感の強いクリエイティブがありふれており、広告嫌いのユーザーが多い状況から推察しても、TikTokユーザーに受け入れられるクリエイティブを制作できるかは、今後ますます重要になります。
ここで、第1回の記事の内容を振り返ってみたいと思います。
【SNSや動画プラットフォーム上で情報収集をするユーザーの心理・特徴】
1.「気持ち」を重視し、自身の知りたい情報を楽しく見たい。
2.日常生活に役立つ情報(旅行情報、ファッションなど)や、エンターテインメント(音楽、映画、ゲームなど)、最新のニュースや出来事など、多様な情報に関心がある。
3.複数のプラットフォームを巧みに活用し、情報を取捨選択している。
【TikTokにおけるユーザーの視聴態度】
・全世代を通して「手軽に見られる」「息抜き」といった理由から、隙間時間に見られる傾向。
このようなユーザーに対して、「誰が見ても一瞬で広告だとわかる動画」を見せるとどうなるでしょうか? どれだけ工数をかけて制作した広告クリエイティブでも、それが広告であるとユーザーに判断された時点でユーザーに嫌悪感を抱かれてしまいます。
広告に対する実際のデータがこちらです。

TikTokを隙間時間に利用するユーザーにとって、広告を見ることは非効率な時間の過ごし方となります。特に、広告動画が楽しさやエンターテインメント性を欠いている場合、そのクリエイティブは、ますますスワイプされる可能性が高まります。
これらの理由から、私たちはユーザーの投稿を参考にして広告クリエイティブ案を増やし、
視聴者に自然と受け入れられるような「広告感のないクリエイティブ(≒UGC)」の制作を目指しています。