※本記事は、2024年7月刊行の『MarkeZine』(雑誌)103号に掲載したものです
Xでトレンド入りした新機能
LINEヤフーは、対象のLINEスタンプを自由に組み合わせて1つのスタンプとして送信できる「スタンプアレンジ機能」の本格提供を開始した。
この機能は、約2,000万パッケージ以上の対象スタンプの大きさや角度、位置を自由にアレンジして送れる新機能だ。スタンプは1個からアレンジが可能で、最大6個のスタンプを自由に組み合わせられる。
この機能の本格リリースを受けて、ソーシャルメディアのXでは「LINE新機能」というワードがトレンド入りを果たした(2024年5月14日時点)。
マーケ部長が新社長に
成城石井は5月22日、代表取締役社長の原明彦氏が任期満了で退任し、新任として後藤勝基(ごとう・かつもと)氏が就任したことを発表した。
後藤氏は、ライフコーポレーションの執行役員や三菱商事のリテイル本部戦略企画室室長、成城石井のコミュニケーション本部本部長代行兼マーケティング部長などを歴任してきた人物だ。
今回の人事異動は、1,000億円の営業収益達成を受け、次代への基盤が整備できたとの判断で行われた。
ドコモの端末向けニュースアプリ
スマートニュースは、NTTドコモのAndroid端末向けに、ニュースアプリ「SmartNews for docomo」をリリースし、アプリ内広告の配信を開始した。
両社は2023年11月に業務提携契約を締結。今回はその取り組みの一環となる。
同アプリでは、SmartNewsアプリと同様にコンテンツと広告を配信。リーチやクリック、Webコンバージョンを目的とした運用型広告「Standard Ads」の配信となる。
これにより、SmartNewsとSmart News for docomo両アプリへの広告配信が可能となるため、広告配信ボリュームが大幅に増加する。今後は、縦型動画広告「Top News VideoAds」や、予約型広告「Premium Ads」、動的リターゲティング広告「Dynamic Ads」など、Smart News Adsの各種広告プロダクトをSmart News for docomoで順次提供する予定だ。
新富裕層の動向を研究
博報堂は「博報堂富裕層マーケティングラボ」を設立。クライアントの富裕層向けマーケティングを支援し、新たなマーケティングチャンスの創出をサポートする。
同ラボでは、共働き・パワーカップル世帯の増加などにともなう新たな富裕層の出現に着目し、世帯年収1,500万円以上の生活者を「インカムリッチ」と命名。彼らの意識や価値観、行動などを調査するとともに、富裕層向けマーケティングを研究する。
第一弾として「新富裕層“インカムリッチ”生活者調査」を実施し、様々な意識・行動について聴取を行った。
AIタレントをCMに起用
伊藤園は、AI modelがAIで生成したオリジナルタレントを、特定保健用食品「お〜いお茶カテキン緑茶」のテレビCMに起用した。
2023年秋にも、伊藤園はAImodel専属のAIタレントを起用したテレビCMを放映。第二弾にあたる今回のテレビCMでは、AIで声も生成し、表現領域を拡張した。