身近な存在となっているコンビニエンスストアは、それ自体が「コンビニ」という略称で呼ばれることが多い。アイシェアは、大手コンビニ6社の名称がどのように略されているかに関する調査を行い、20~40代を中心とするネットユーザー447名から有効回答を得た。その居住地域は「東日本」が260名、「西日本」が167名(「その他・不明」が20名)。
まず、「あなたの呼び方」として略称を尋ねたところ、「ファミリーマート」は84.3%が「ファミマ」と略しており、「サークルKサンクス」は54.3%が「サンクス」と略している。その一方で「略さない」が主流のコンビニも多く、「ローソン」では99.3%、「ミニストップ」では87%、「am/pm」は69.6%となっている。最大手の「セブン-イレブン」は半数以上が「略さない」と回答したものの、「セブン」と略す人も全体で36.5%いることがわかった。
東西の違いに注目すると、「セブン-イレブン」は西日本では「略さない」が64.1%を占めたが、東日本では42.3%が「セブン」と略しており、「略さない」は50.4%にとどまっている。セブンイレブンのそのほかの略称としては、「イレブン」(東日本4.2%、西日本0.6%)、「セブイレ」(東日本0.4%、西日本3.0%)、「ブンブン」(東日本1.5%、西日本1.2%)などもあがっている。
また「サークルKサンクス」も、東日本では「サンクス」が63.8%を占めるものの、西日本では38.3%にとどまり、「マルK」「サークルK」という略称がそれぞれ1割を超えるなど、東西差が見られた。
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