楽天オークションでは、個人情報を一切開示しない「匿名エスクローサービス(匿名配送)」を採用していたが、個人情報を開示して取引可能な「通常配送」を追加し、「匿名配送」との選択制を8月1日から導入する。
通常配送のメリットは、大型の商材やクール便を利用する商品の配送が可能となること。また、メール便も利用可能となるため、小さな商材はこれまでより安い料金で配送可能となる。
楽天オークションでは、2つの配送方法の選択制を導入すると同時に、新しい補償制度「楽オクあんしん補償サービス」もスタート。落札者・出品者が不正行為により損害を受けた場合に補償審査を行い、 楽天オークションが補償金を支払う。上限金額は、通常配送利用の場合、落札価格の80%相当の価額について上限10万円まで、匿名配送利用の場合、落札価格と送料の合計額について上限30万円までとなっている。
【関連記事】
・楽天オークションとヤマト運輸が匿名配送サービスで提携、全国のコンビニ2万店で商品の持ち込み可能に
・ 今夏よりYahoo!オークションで、匿名決済や匿名配送を選べるように