マイクロアドは、アプリ向け広告プラットフォーム「Jampp」を通じて、海外のCTV(ココネクテッドテレビ)面への広告配信サービスを開始した。日本のアプリ運営企業の海外展開を支援するもので、海外のCTV動画視聴ユーザーへ広告を配信し、モバイルアプリのインストール促進などKPI達成を目的とする訴求と効果計測を行う。
同サービスは、AIを活用したユーザー識別に優れており、米国・APACなど170ヵ国以上のCTVインベントリーをカバーするプログラマティック広告ネットワークを活用。モバイル計測パートナーである主要MMP(モバイル計測パートナー)と連携することで、広告配信後のインストール数やアプリ内イベントに基づく購買計測、費用対効果などの広告効果を分析・可視化できる。

近年、世界的に広告付きストリーミングサービスの視聴数が急増しており、APAC地域では2024年のCTV広告費が前年比128%に。米国のCTV広告市場は2026年までに約425億ドルに達すると見込まれている。特に北米やAPAC地域では、CTV広告においてスマートフォンデバイス向けアプリ配信と同等のCPI(インストール単価)を達成する事例が増加している。
同社は、Jamppを通じた海外CTVへの広告配信によって、日本のアプリ運営企業のグローバル展開強化と顧客の課題解決を目指す。
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