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コニカミノルタジャパン、「BAUMX」を提供 展示空間での人流・感性に関するデータの取得と分析を実施

 コニカミノルタジャパンは、空間における体験価値を高めるため、データの活用からコミュニケーション設計、演出までを手掛ける新ブランド「BAUMX(バウムクロス)」を立ち上げた。2025年大阪・関西万博において、一般財団法人池坊華道会が主催する「いけばなの根源 池坊展―TRANSITION―」に協賛し、展示空間での人流・感性に関するデータの取得と分析を実施する。

画像を説明するテキストなくても可

 近年、社会のデジタル化が進む中、リアルな体験の価値が再認識されている。その一方で、空間体験の効果測定手法が確立されておらず、主催側が意図した価値を体験者に提供できているか不明確なまま、経験や勘に頼った施策を展開せざるを得ない状況があった。

 「BAUMX」はこの課題に対し、データサイエンスや認知心理学・行動経済学を活用。人流調査による興味関心度の可視化や、脳科学に基づいた空間・レイアウト分析を行うことで、これまで定性的・感覚的であった空間における体験の定量化を図る。さらに、プラネタリウムをはじめとする同社ならではのイメージング技術と組み合わせ、空間への没入体験を促進する。

 具体的には、コニカミノルタ独自の画像解析技術と感性脳工学を融合した「EXplainable感性」に、位置情報データなどを用いた人流調査を掛け合わせ、来場者の関心ポイントや印象を定量的に測定。これらのデータを外的要因や認知心理学・行動経済学の観点も加味した独自の分析とフィードバックを行い、最適なマーケティング戦略の策定につなげる。

 大阪・関西万博での「いけばなの根源 池坊展―TRANSITION―」は4月13日から20日まで、大阪・関西万博のギャラリー EASTで開催される。

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2025/04/07 07:45 https://markezine.jp/article/detail/48790

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