タレントドリブンマーケティングを展開するエイスリーグループのエイスリーとA3Xは2025年1月16日、没入型体験を重視した「イマーシブコンテンツ制作」の提供を開始した。
イマーシブ体験は、利用者が現実世界から離れ、別の世界に入り込んだような感覚を味わえる体験を指し、特に若年層から注目を集めている。
その背景には消費スタイルの変化があり、商品の所有を重視する「モノ消費」や体験を重視する「コト消費」から、その時しかできない体験を重視する「トキ消費」へと移行する傾向が見られている。これにより、企業はマーケティングソリューションに「イマーシブ体験」を取り入れようという気運が高まっているという。
エイスリーグループは、VTuber、ゲームタイトルやキャラクターのIP、ストリーマーなど、様々なタレントを活用したマーケティングソリューションを提供してきた。今回の新サービスでは、この知見を活かしたイマーシブコンテンツの制作を通じて、企業や商材のブランド価値向上を支援する。
たとえば、若年層向けにアパレルブランドの認知拡大とブランドイメージの向上を狙う場合は、施策内容としてブランドの歴史や理念を取り入れたゲーム、アバターを通じて服を試着・購入できるゲームを挙げている。
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