※本記事は、2025年3月刊行の『MarkeZine』(雑誌)111号に掲載したものです

WAON POINTとPayPayポイントを追加
日立ソリューションズは「PointInfinity マルチポイントゲートウェイ」において、対応する共通ポイントのラインアップを拡充すると発表した。

同サービスは、複数の共通ポイント事業者への接続を可能にするクラウド型サービスだ。既存のdポイント、楽天ポイント、Vポイント、PontaポイントにWAONPOINTとPayPayポイントを加え、計6種類の共通ポイントに対応。これにより、流通・小売業や飲食業におけるリピーター獲得などを支援する。
準富裕層向けに情報を発信
クレディセゾンは、富裕層向け広告サービス「ハイエンドライフスタイル提案」の提供を開始した。
同サービスでは、主に準富裕層以上の顧客に向けて、厳選した情報を提供。具体的には希少なワインの銘柄や不動産情報、ラグジュアリー商品のオークションなどを案内する。これにより、顧客一人ひとりの趣味嗜好や価値観に沿った情報を届け、顧客体験の向上を目指す。
グローバル進出を意識したロゴの刷新
中川政七商店が約17年ぶりにロゴデザインをリニューアルした。ロゴのデザインを担当したのは、クリエイティブディレクターの水野学氏だ。新しいロゴではグローバル市場での可読性を意識し、アルファベットのブランド名や創業年を示す「SINCE 1716 NARA JAPAN」を描画。「日本」や「工芸」の文字も追加した。
今後、同社は新たなロゴを掲げてグローバル展開に注力。2030年までに初の海外旗艦店展開を目指す。
大規模リブランディングを実施
キリンビールは、2021年に立ち上げたクラフトビールブランド「SPRING VALLEY」の大規模なリブランディングを実施。ブランドコンセプトやロゴ、パッケージ、商品名称を変更し、新たにクラフトブルワリーのブランド「SPRING VALLEY BREWERY」として、全国で発売を開始した。
新ブランドでは、1870年に横浜山手で創業した「スプリングバレー・ブルワリー」の出自に立ち返り「泉の谷のようにビールカルチャーが湧き上がるブルワリー」をコンセプトに設定。新ロゴでは「泉の谷」をモチーフに、新たなビールカルチャーが湧き上がる様を表現した。パッケージの側面には、ブルワリーストーリーと各商品の香味特長を配している。なお、商品の中味に変更はない。
生成AIのアンバサダー制度
日立製作所は、生成AIによる業務変革をリードし、複雑な課題解決やイノベーション創出に取り組む役割として「GenAIアンバサダー」を新設。IT/OT(制御・運用技術)の両分野で活躍する生成AI開発・活用のエキスパート16名をGenAIアンバサダーに任命した。
任命されたメンバーは、システム開発の高度化や、形式知・暗黙知を学習させたAIエージェントの開発、戦略・提案作成の自動化など、生成AI活用の最前線を顧客やパートナーに共有。これにより議論を活性化し、課題に合ったベストプラクティスへの迅速な落とし込みを支援する。