日本リテンション・マーケティング協会(以下、JRMA)は、「2025年JRMA6月オープンセミナー【ライブ会場限定】顧客への価値提供とエンゲージメントについて考える」を開催する。同イベントは2025年6月27日(金)14時から、東京都品川区のgoofセミナーホールで行われる。

同イベントは、顧客への価値提供とエンゲージメントの重要性を再認識する場として企画された。少子高齢化にともない市場規模が縮小する中でも、企業が持続的に成長していくためには顧客との継続的な関係構築が求められている。
JRMAは、設立からの10年間にわたり、この「顧客とのエンゲージメント」を軸に活動を展開してきた。急速な技術革新と市場環境の変化を踏まえ、今回は業界をリードする2名のマーケターが現場での実例を交えながら、今後のマーケティングのあり方について議論する。
なお、会場では情報交換のための懇親会も予定されている。また抽選で10名に、中澤伸也氏の書籍「デジタルマーケティングの落とし穴」がプレゼントされる。
セミナー1:顧客価値とブランドコンセプト
企業が顧客に持続可能な価値を提供し続けるためには、明確なブランドコンセプトの策定と社内への浸透が不可欠である。顧客価値とブランドコンセプトの関係、そして、どのようにして顧客価値を磨き続け、「顧客とのエンゲージメント」の維持向上を行なっていくのかについて、中澤氏が事例も織り交ぜて解説する。
登壇者: Repro 取締役CBDO(最高事業開発責任者)中澤伸也氏
【中澤伸也氏プロフィール】
家電量販店のソフマップで10年近く接客現場を経験し、2000年にECサイト「ソフマプ.com」の立ち上げに従事。GDO(ゴルフダイジェストオンライン)、IDOM(旧ガリバーインターナショナル)といった様々な事業会社で、実務担当者、またCMO(最高マーケティング責任者)として25年以上マーケティングの現場に関わる。2020年4月にはReproに取締役として参画。リアル店舗の接客経験とデジタルマーケティング、経営企画の豊富な経験を持ち、「現場の実務レベルから、経営レベルの戦略」までを描き実践できるのが強み。Web担当者フォーラムでの漫画原作執筆や講師活動など多数。2025年4月に「デジタルマーケティングの落とし穴」(フォレスト出版)を上梓。
セミナー2:トークセッション「これまでの10年とこれからの10年」企業と顧客のあるべき姿
協会設立10周年という節目を迎え、過去10年の振り返りと今後10年のマーケティングの方向性について討論する。人口減少や市場縮小という課題の中で企業と顧客の関係がどうあるべきなのか、中澤氏と協会代表理事の奥谷氏が語る。
登壇者:Repro 取締役CBDO(最高事業開発責任者)中澤伸也氏、オイシックス・ラ・大地COCO 顧客時間 共同CEO 代表取締役 (一社)日本リテンション・マーケティング協会 代表理事 奥谷孝司氏
【奥谷孝司氏プロフィール】
1997年良品計画入社。店舗勤務や取引先商社への出向(ドイツ勤務)、World MUJI企画、企画デザイン室などを経て、2005年衣料雑貨のカテゴリーマネージャーとして「足なり直角靴下」を開発して定番ヒット商品に育てる。2010年WEB事業部長に就き、「MUJI passport」をプロデュース。2015年10月オイシックス株式会社(現オイシックス・ラ・大地)に入社し、COCO(チーフ・オムニ・チャネル・オフィサー)に就く。2017年にEngagement Commerce Labを設立。2018年株式会社顧客時間設立。著書に『世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト 戦略』(共著、日経BP社)等がある。日本マーケティング学会理事。
【イベント概要】
2025年JRMA6月オープンセミナー【ライブ会場限定】
開催日時:2025年6月27日(金)14:00~16:45
開催形式:現地会場限定
会場:goof セミナーホール(東京都品川区大崎4-1-2 ウィン第2五反田ビル3F)
参加費:無料
定員:先着15名(申込多数の場合は抽選)
申込締切:2025年6月24日(火)
参加申込はJRMAのサイトから