WPPの一員であるグレイワールドワイドは、7月1日付で、髙野公寛氏を新マネジング・ディレクターに任命することを発表した。
同時に、現代表の岡咲匡彦氏は、7月1日付でWPPジャパンのエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、ビジネス・イノベーションに就任し、経営会議のメンバーとなる。

【髙野公寛氏の略歴】
映像制作会社の東北新社に入社し、グラフィックやTV-CMのプロデューサーとしての経験を積む。その後、クリエイティブエージェンシーのPARTYで、クリエイティブプロデューサーとして、映像・イベント・デジタル・メタバース・AIなど多様な領域のプロジェクトに携わり、カンヌ・ライオンズやスパイクスアジアなど国内外のアワードで高い評価を獲得。2017年より電通に出向し、東京2020オリンピック開閉会式において、エグゼクティブチームのチーフプロデューサーとして式典全体の統括を担当。その後、PARTYに復帰し、執行役員として経営戦略や中期計画の策定に参画し経営全般に携わる。2023年にはWieden+Kennedy Tokyoに入社し、ビジネス・ディレクターとして、日本とグローバルをつなぐ役割を担い、ブランドおよびビジネスの成長に貢献した。
髙野氏はグレイワールドワイドの日本ビジネスの成長を主導するとともに、WPPジャパン経営会議のメンバーにも加わり、WPP全体の経営および成長に参画していく。本件に関して、髙野氏のコメントは以下のとおり。
髙野氏のコメント
100年以上の歴史を持つグレイは、世界各地に拠点を構え、日本でも60年以上にわたり実績を重ねてきた真のグローバルエージェンシーです。その一員としてグレイに加わることを光栄に思います。
「Famously Effective」という理念のもと、本質的なビジネス課題を解決し、ブランドの成長を実現しながら、人や社会に前向きな変化をもたらす「Cultural Value」を生み出すことが私たちの強みです。これからは、日本とグローバルそれぞれの文化を掛け合わせ、次の時代を切り開く新たな価値を届けていきたいと考えています。