MarkeZineを運営する翔泳社より、10月14日(火)に書籍『良い売上、悪い売上 「利益」を最大化し持続させるマーケティングの根幹』が発売となりました。
本書は『実践 顧客起点マーケティング』などの著書で知られるトップマーケターの西口一希氏が、売上至上主義に陥りがちなマーケティングに警鐘を鳴らし、事業成長のために利益を生み出すことの重要性とその方法を解説した書籍です。
西口氏が本書で強調するのは、マーケティング施策によって「悪い売上」を積み重ねているだけになっていないかということです。悪い売上とは、額面上の売上は立っていても利益が生まれていない、一過性の売上です。
マーケティングが社内で信頼され、事業に貢献するには、悪い売上ではなく継続的に利益を生み出す「良い売上」を作っていく必要があります。その鍵となるのがLTVの高いロイヤル顧客です。
本書では良い売上をもたらすロイヤル顧客を見つけるフレームワークと、その具体的な使い方を丁寧に説明。また、マーケターが知っておくべきファイナンスの基礎やパレートの法則といった、良い売上を作る前提となる知識もまとめられています。
さらに、BtoBにおける良い売上と悪い売上を解説した第6章は『THE MODEL』の著者である福田康隆氏が監修。巻末には一休の榊淳氏と西口氏の特別対談を掲載しています。
「利益につながらないマーケティングは意味がない」という西口氏の金言は、多くのマーケターにとって今後の大切な方針となるのではないでしょうか。
目次
はじめに 売上には、2つの“種類”がある
序章 「良い売上」「悪い売上」とは何か?
第1章 「良い売上」を積み上げるために必要な知識
第2章 ロイヤル顧客がなぜ重要か -「価値の再評価」と3つの法則
第3章 「良い売上」はLTVが高い -時間軸で見る売上と利益
第4章 良い売上をもたらす顧客を見つける3つのフレームワーク:ID POS分析、5segs、9segs
第5章 経営を左右する二大問題とその対応
第6章 BtoBにおける良い売上、悪い売上 -監修:福田康隆氏
特別対談 「一休.com」における良い売上の最大化
おわりに AIを活用し、良い売上で圧倒的に突き抜ける
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5segsで考える「良い売上・悪い売上」シミュレーション/良い売上の最大化、悪い売上の最小化に活用する指標