グループCEOの言葉、銀行を「行く場所」から「居る場所」へ
MarkeZine:では、Olive LOUNGEの今後の展開について教えてください。
竹添:弊社グループCEOの中島がOlive LOUNGE1号店のオープニングセレモニーの挨拶で、「a place to goから、a place to be:行く場所から居る場所へ」という表現をしていましたが、まさにその言葉のとおりです。「用事があるから行く場所」だった銀行を、日常生活の中で「ふらっと行ける場所」「心地よいから居る場所」へ――より身近な形でご利用いただけるような場所をつくっていければと思っています。

そして、リアル(オフライン)は今後も重視していくチャネルの一つです。これまで渋谷・新宿だけでなく、下高井戸などより地域密着型の店舗もつくるなど、色々な形を試してきました。我々の持っているアセットを最大限に活用し、Olive LOUNGEとしてふさわしいマーケットへ出店を今後も続けていきたいと考えています。
伊藤:下高井戸のOlive LOUNGEもいいですよね。学生さんや主婦の方、ご高齢の方なども含め、地域の憩いの場のようになっていると感じます。竹添の話にあった「居る場所へ」の意味もよくわかると思うので、機会があればぜひご利用ください。
「お金」への関心が高まっている昨今、身近で使いやすいサービスを目指して
MarkeZine:最後にOliveの今後についてもうかがえますか?
伊藤:これまではイノベーターやアーリーアダプターに属するような方の入会率が高かったのですが、徐々にユーザー層が拡大してきています。特に証券サービスの利用率がこの数年でぐっと上がっており、金融サービスの位置づけがより当たり前のものへと変わってきている実感があります。

これから1,000万、2,000万口座を目指していくには、マジョリティ層のサービス理解および浸透が不可欠です。そこでは「親しみやすさ」や「わかりやすさ」がより求められてくるでしょう。
複雑になりがちな金融サービスを、いかに身近で使いやすいものにできるか――デジタルとリアルの融合は、今後ますます重要になってきます。今年はリアルの接点をさらにうまく活かしながら、さらなるサービス拡大を目指していきます。
3月4日(水)開催の「MarkeZine Day」でベストプラクティスを紹介!

3月3日(火)、4日(水)に開催する「MarkeZine Day 2026 Spring」に、三井住友カード伊藤氏が登壇。『味の素「五季そうさまプロジェクト」× 三井住友カード「通帳の人」に学ぶ、2025年のベストプラクティス。社会文脈とユーモアで、成熟市場をどう動かしたか?』というテーマで、味の素と一緒に2025年のベストプラクティスを紹介していただきます。セッション詳細はイベント公式サイトをチェック!
