「崖の上のポニョ」は映画だけでなく公式サイトも大人気。映画が公開された7月の公式サイト来訪者数は99.5万人で、2004年11月公開の「ハウルの動く城」の70.1万人、2006年7月公開の「ゲド戦記」の44.4万人を大幅に上回る99.5万人で過去最高を記録した。
東宝の発表によると、「崖の上のポニョ」が公開された7月の東宝株式会社の映画営業部門の興行収入は、「千と千尋の神隠し」が公開された2001年7月を上回る121億6千万円、前年比213.0%となり、7月単月として東宝歴代最高の興業収入に貢献した。
「崖の上のポニョ」公式サイト訪問者の内訳をみると、女性が57%、年齢別では30代(34%)、40代(29%)の比率が高くなっている。
また、2008年上半期の邦画興行収入1位の「相棒-劇場版-」の公式サイトの来訪者は男性比率が高く40代以上が過半数を占めているのに対して、6月末に公開された「花より男子ファイナル」は85%が女性、19歳以下が38%を占めている。
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