電通は、交通広告、屋外広告、各種施設広告を含む「OOH(Out Of Media)」への出稿ニーズの高まりに対応するため、経験豊富な専門会社とともに新会社「株式会社OOHメディア・ソリューション」を設立する。
新会社は屋外メディアの買付・開発・販売を主な業務とする屋外広告の専門メディアレップ(媒体社との販売委託契約に基づいて、広告会社や広告主に広告枠を販売する広告枠販売専門会社)として設立。電通を優先販売先とするが、他者への販売も行う。
電通ではこれまで、OOH局が屋外メディアの企画・買付・販売などを行ってきたが、「買付」機能の一部を新会社にアウトソースすることによって、メディアプランニングと電通顧客への販売に業務を集約する。
新会社の株主は、電通、トピー工業、アウトドア・メディア・サービス、ピー・プランニング、ヒポポタマス、F GRAM PRODUCTで、9月5日設立、10月1日営業開始となる。
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