発表されたデータによると、今年7月にアジア・パシフィック地域で行われた総検索回数は270億回。うち、トップのGoogleは全体の33.5%を占め、中国のBaidu.com(百度)が27.4%、Yahoo!サイトが19.7%で続いている。Googleはトップを堅持しているもののBaidu.comの差は6%に縮まってきており、この地域でのBaidu.comの追い上げの激しさがうかがえる。
7月の中国のユニーク検索者数は1.4億人、検索回数は11億回でどちらもアジア・パシフィック地域のトップ。日本の検索者は6,100万人、検索回数は62億回でいずれも2位となっている。また、 検索者1人あたりの検索回数は韓国がもっとも多く102.8回。2位のオーストラリアは102回、日本は100.8 回で第3位となっている。
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