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マーケティングの未来を探求!MarkeZine Day 2008レポート

【MarkeZine Dayレポート】
ヤフーとオーバーチュアが満を持して投入した「インタレストマッチ」の魅力とメリット

 9月12日(金)開催、「MarkeZine Day 2008」のスペシャルセッションの最後を飾ったのはオーバーチュアの河田氏による「次世代のクリック課金型広告『インタレストマッチ』について」だ。7月17日に発表されて以来、業界の関係者の熱い視線が集まっている。単なるクリック課金型広告にとどまらない、その先進性と魅力について紹介する。【その他のレポートはこちらから】

「インタレストマッチ」登場の背景

 2007年8月31日に、Yahoo! JAPANがオーバーチュアを子会社化して以来、両者の間では、綿密な連携による新しいサービスの展開や品質向上への取り組みが、積極的に展開されてきた。今年の7月17日に発表された次世代クリック課金型広告「インタレストマッチ」もその成果の1つであり、業界関係者にとっても期待の高いサービスだ。

 セッションの本題である「インタレストマッチ」の話題にはいる前に、河田氏は、現在までのインターネット広告市場を牽引してきた「検索連動型広告」と「コンテンツ連動型広告」について簡単に振り返った。

オーバーチュア株式会社 マーケティング コミュニケーションズ マネージャー河田顕治氏
オーバーチュア株式会社 マーケティング コミュニケーションズ マネージャー河田顕治氏

検索連動型広告の振り返り

 1997年に米国で設立されたゴートゥー・ドットコムが、1998年に検索連動型広告を世界で初めて提供。ここから検索連動型広告の歴史がスタートした。その後、2001年にゴートゥー・ドットコムがオーバーチュアサービスに社名変更するなどの経緯を経て、現在のオーバーチュアにいたっているという。

 一方、日本においては、2002年にはじめて検索連動型広告が提供され、その後順調な成長を遂げているのは周知の事実。その背景には、インターネットにおける購買行動が当たり前になり、その中間地点に検索サイトでの「検索」という行為が、重要な役割を担うようになったことが大きいと河田氏は指摘する。

 また、個人のニーズが多様化し、そこにフィットしたマーケティングやプロモーションが求められていることも考えられる。つまり、テレビのような1:Nの広い訴求では効果が出にくく、1:1の緊密なコミュニケーションが重視される時代になったというわけだ。

コンテンツ連動型広告の台頭

 ここで「では、『検索』だけを意識すればよいのか?」という疑問が沸く。そのひとつの解として「コンテンツ連動型広告」が存在すると河田氏は強調した。

 アメリカの調査会社によると、インターネットユーザーが検索に割く時間は、利用時間全体の約5%のようだ。残りの95%は他の行動に時間を費やしているという。つまり「コンテンツ連動型広告」はこの残りの95%にアプローチする方法と捉えることができる。

 また、コンテンツ連動型広告の市場規模は、2007年~2011年にかけて、約60%ずつの成長を遂げ、2011年には700億円を越える巨大な市場規模になることが予想されおり、今後の注目のサービスであることは、間違いない。【注2】

 しかし一方で、単に関連する広告を掲載するだけでは、必ずしも効果的とはいえない。なぜなら、コンテンツを閲覧中のユーザーは目的が明確ではないことも多く、ユーザーニーズを必ずしも的確に把握できるとはいい難いためだ。

 閲覧ページにコンテンツ連動の広告が掲載されることで、ユーザーにとって有用な広告が表示されるという点が「コンテンツ連動型広告」の大きなメリットだが、さらにユーザーの「興味/関心」を反映させた広告を表示できないか…。このニーズが「インタレストマッチ」誕生につながることになる。

  【注2】
出典:2008年1月8日アウンコンサルティング株式会社調べ SEM市場予測

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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