ケンコーコムではこれまでログ型のツールを使用していたが、取扱商品数が増加し、広告メディアとしての展開も拡大するなかで、手作業のレポート作成が大きな負担になっていたという。
今回、SiteCatalystを導入したことによって、丸一日費やしていたレポート作成・配布作業を最短で数分に短縮。分類機能によって商品カテゴリごとなど、ビジネスモデルに合致したレポートも閲覧できるようになった。また、商品、仕入などの各担当者も各自でデータを閲覧して業務に活かしたり、商品カテゴリごとのアクセス数など広告販売における必要データも簡単に取得できるよう改善された。
オムニチュア代表の尾辻 マーカス氏は「ウェブ解析の本来の目的は、データの収集と蓄積ではなく、データに基づいた最適化のアクションをとること。しかし実際には、データの取得で多くのリソースを費やしている企業が多く見受けられる」として、レポート作成などの定型業務をテクノロジーに任せることの重要性を指摘している。
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