電通は、ビデオグラム販売を行う100%出資子会社のジェネオン エンタテインメントの一部株式を、米NBCユニバーサルの一部門であるUPIEに譲渡する契約を締結。ジェネオンとUPIEの日本法人ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンの合併に合意した。
今回の株式譲渡と合併は、日本における映像・音楽の流通市場が成熟し、急速なデジタル化が進行していることから、ジェネオンをNBCユニバーサルグループ会社とすることで有力コンテンツの安定供給などを実現することを目的としている。
合併期日は平成21年2月、合併後の持分所有比率はUPIEが80.1%、電通が19.9%となる。電通は今回の株式譲渡と合併によって、平成21年3月期第2四半期連結決算において、約44億円の特別損失を計上した。
【関連記事】
・電通、第2四半期の純利益は前年同期比43.8%減
・電通イー・リンクと24-7 Searchが合併、「株式会社電通サーチ&リンク」に
・電通ホールディングス・ヨーロッパ解散