アウンコンサルティングは、訪日外国人の動機とその行動などについて10月に調査を行い、161人から有効回答を得た。まず、訪日に関する情報を収集した方法をたずねたところ、「WEBを見て」が圧倒的に多い59%で、ガイドブック、旅行代理店が続いている。
訪日外国人の7割が宿泊しているホテルについて調べたところ、宿泊先となったホテルのうち96%がウェブサイトを保有。そのうち、英語サイトは91%、中国語(簡体字)サイトは27%、韓国語サイトは24%となっている。
また、宿泊先のトップ10に入っているホテルのサイト状況を見ると、日本語サイト、英語サイトの保有率は100%。中国語(簡体字)サイトが40%、韓国語サイトが30%と続いている。
各国言語に対応したサイトを用意するのは難しいものの、海外の観光客が多く利用するサイトでは英語はもはや必須、中国語・韓国語も要対応といえそうだ。
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