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ヒルトン・セールス・ワールドワイド、150名の営業担当者の業務効率化のために「Salesforce CRM」を導入

 ヒルトン・セールス・ワールドワイドは、ヒルトンとコンラッドブランドのホテル営業を複合的に行う全世界共通のセールスディビジョン。これまで、宿泊予約や宴会予約は各ホテルごとで管理し、顧客管理は各営業担当がExcelなどで行っていたが、各支店の営業担当が同じ営業先に別々に訪問するといったこともたびたびあったという。

 これらの課題に対応するため、米国本社のニーズと日本語環境への対応を実現するグローバル・ソリューションとして、2007年10月に「Salesforce CRM」の導入を決定。その後約3か月でカスタマイズを行い、2008年1月から利用を開始した。現在、全国約150名の営業担当者が、顧客管理、行動管理、案件管理を「Salesforce CRM」で行い、月例の営業会議ではこのシステムで作成したレポートを利用している。また、利用が定着するにつれて営業担当の無駄な訪問が減少するなど、営業効率にも改善が見られた。

 ヒルトン・セールス・ワールドワイドは、日本特有の要件にも対応可能なカスタマイズ性も評価し、今後はグローバルのCRMシステムとの統合インターフェイスの開発も視野に入れている。

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MarkeZine(マーケジン)
2008/12/16 14:25 https://markezine.jp/article/detail/6131

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