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手軽に、安く、だけど効果は高く
予算削減で困る広告主の味方、広告マーケットプレイス「Pitta!」


 株式会社デジタライズが運営するWebサイトの「Pitta!」は、人気ポータルサイトから個人ブログまで、3,000件以上もの広告枠を扱う、広告マーケットプレイス。月間の広告配信数は、約3億5,000万インプレッション(2008年12月末現在)を記録するという。リスティングやアフィリエイトなど、オンライン上で広告サービスは様々だが、Pitta!を活用するメリットは何か? 現場担当者に聞いた。

手軽に安く純広告の出稿が可能なサービス

 広告マーケットプレイス「Pitta!」は、様々なサイトやブログの広告枠を多数扱っており、広告主は記事内容や掲載価格、表示回数を一覧で比較し、広告の出稿ができるサービスだ。今回は、広告主側(発注側)の視点からPitta!に出稿するメリットについて、同社のアドマーケティング事業部の梶山氏に聞いた。

Pitta!のトップページ。ファーストビューには、掲載サイトのカテゴリが並ぶ
Pitta!のトップページ。ファーストビューには、掲載サイトのカテゴリが並ぶ。スクロールすると、おすすめの広告枠が並ぶ

少ない予算で無駄打ちなく広告出稿が可能

  まず、同サービスの最大の特徴を簡単に説明すると、

  • 少ない予算で純広告の出稿が可能
  • 無駄打ちなく純広告の出稿が可能

 という2点となる。

少ない予算で純広告の出稿が可能

 「少ない予算で」という点を強調すると、クリック課金型のリスティング広告、成果報酬型のアフィリエイト広告などを思い浮かべそうだが、Pitta!が提供する広告枠は「純広告(バナー広告)」となる。

 一般的に、バナー広告は掲載料金が高いサービスである。その理由のひとつは、課金形態が「期間保証」であり、広告を発注した段階で金額が決定するため、たとえ効果がないと途中で気づいたとしても、そのまま継続して掲載されることになる。つまり、小額での発注が可能な、リスティング、アフィリエイトといったサービスよりも、広告主にとっての敷居は高くなるわけだ。しかし、Pitta!ならば、複数の媒体に1日から出稿できるので「期間保証」のリスクを抑えることができ、さらに数日出稿して効果が見えた媒体には続けて出稿することが可能だ。

 「Pitta!を活用していただいている広告主の予算は、オンラインからの申し込みの場合は、5,000円~30万円ぐらいの予算規模です。とりあえず5,000円ぐらいからやってみる方も多くいらっしゃいます。こういった小額の予算の中で、やりくりしなければならない広告主はたくさんいらっしゃると思います。広告効果の高い媒体を多数揃えることで、広告主のニーズに応えていこうと考えております」と梶山氏は語る(写真:右)。

無駄打ちなく純広告の出稿が可能

 例えば、大手ポータルに広告を発注した際、確かにインプレッション数(広告表示回数)は多いが、実際の成果に結びついていない、そのような経験はないだろうか。多くの人に認知させることを目的とした出稿ならば、上記のような出稿の意味はあるが、狙ったターゲットだけに訴求したいという目的の場合は、一定数の広告表示は「無駄打ち」と言えるだろう。様々な媒体に対して広告を配信するネットワークを備え、出稿前に詳細な検索が可能なPitta!はこういったニーズにも応えている。経済環境が激変し、予算が減少する広告主にとって「狙ったターゲットに対して、最適なタイミングで、的確にバナーを表示させることができる」ことのメリットは大きい。

簡単登録&スピーディーな出稿手順

 では、実際にPitta!を利用して広告を掲載する場合は、どういった手順を踏めばよいのだろうか。梶山氏は「トップページに検索窓がありますが、この検索窓を活用して、まずは自分が狙うターゲットに関連するキーワードで検索してみることをお勧めします。地域、年齢層、日額…など、詳細な検索が可能なので、いろいろな条件を指定して広告枠の選定を進めることができます」と述べる。まずはどのような媒体があるのか、費用はどのくらいかかるのか、などを調べてみるのが賢明というわけだ。なお、広告の発注を行う前には簡単なユーザー登録が必要となる。

Pitta!が無料で提供する広告枠の詳細データ画面。掲載価格をはじめとした媒体のプロフィールがひと目でわかる(赤枠)。
それ以外にも、過去7日間の表示回数、利用者年齢層、利用者構成比などの詳細データや、掲載スケジュールも確認できる
Pitta!が無料で提供する広告枠の詳細データ画面。掲載価格をはじめとした媒体のプロフィールがひと目でわかる(赤枠)。それ以外にも、過去7日間の表示回数、利用者年齢層、利用者構成比などの詳細データや、掲載スケジュールも確認できる

 広告枠の選定、ユーザー登録が済めば、あとは掲載枠を決定し掲載依頼を申請する。申請内容を媒体主が確認し、オファーが承認されれば、広告が掲載されるというわけだ。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

森 英信(モリ ヒデノブ)

 就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・翻訳ツールなど...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/01/22 11:39 https://markezine.jp/article/detail/6170

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