2006年12月31日を末日とする、米マイクロソフトの2007年度第2四半期の決算発表が、現地時間の1月25日に行われた。
発表された資料によると、第2四半期の収益は、前年同期比6%アップの125億4,000万ドル、営業利益は34億7,000万ドル、純利益は26億3,000万ドルで、いずれも当初予測を上回る結果となった。
2006年11月、同社は企業向けにWindows Vistaと2007 Microsoft Office Systemを先行リリース。さらに2005年の同四半期中にリリースしたXbox 360、Microsoft SQL Server 2005、Visual Studio 2005、Microsoft Dynamics CRM 3.0などの製品の売上が1年後に大きな収益となって今回の好調を支えた。
同社は、1月30日のWindows Vista、2007 Microsoft Office Systemの一般ユーザー向けのリリースに期待を寄せつつ、今後の業績予測を発表。次の第3四半期(2007年3月31日末日)の収益は137億~140億ドル、営業利益は61億~63億ドル。さらに、2007年6月30日を末日とする通年の業績予測は、収益が502億~507億ドル、営業利益は193億~197億ドルとしている。