中経出版は角川グループがカバーしていない、ビジネス・実用・語学などの分野に定評があり、子会社の新人物往来社は雑誌「歴史読本」や歴史関連書籍、歴史小説など、団塊の世代向けコンテンツを多数有している。また、財務体質にも優れ、連結売上高 約40億円、税引前利益 約4億円と高い収益力を維持している。
今回の株式取得により、中経出版は角川グループホールディングスの連結子会社となることによって、両社の編集・営業面でのノウハウの共有、コンテンツの交流やマルチ活用、スケールメリットを生かした資材調達や営業力の強化などにつなげたい考えだ。
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