コムスコアが発表した資料によると、1月の日本における総検索回数は、前年同期比で9%の増の68億回で、過去最高となった。1月はYahoo!サイトが前年同期比13%増の35億回の検索回数を記録して1位となり、Googleサイトは26億回(同5%増)で2位、楽天が1億5,300万回(同38%増)で3位となった。また、上位10社の中では、Excite Japanが前年同期比で362%の伸びを示し、5,200万回の検索回数を記録している。ここで対象としている「検索回数」とは、当該プロパティの検索サイトでの検索回数だけでなく、検索サイト以外のサービスサイト(オークション、ショッピング、動画など)での検索回数も合算して算出している。
1月の検索者1人当たりの月間平均検索回数は約100回で、Yahoo!サイトが総検索回数の51%を記録し、Googleサイトが38%、楽天が2%で続いている。また、検索者1人当たりの検索回数を検索プロパティごとに見ると、Yahoo!サイトが最も高い62回となり、Googleサイトが55回で続いており、国内でのYahoo!ブランドの強さが改めて浮き彫りとなった。
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