SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

もうサイト訪問者を逃がさない…!(LPO中編)


サイト訪問者に対して、売上げにつながるアクションを促すLPO。そのノウハウを披露する本企画の中編では、LPOが注目されるようになった背景を探ってみたいと思います(前編はこちら、後編はこちら)。

機会損失をしている会社、チャンスを活かしている会社 御社はどっち?

 ある商品についての不明な点を、その商品を製造・販売しているメーカーに問い合わせたとしましょう。あなたはこのメーカーからの返事をどの程度の期間待てますか? 1日しか待てない人もいれば1週間待てる人もいるでしょう。とはいえ返事は早いにこしたことありません。

 実は弊社である実験をしたことがありました。ひとつの商品について、競合する5社に問い合わをし、返事が来るまでどのぐらい時間がかかるか比べてみたのです。するとその日のうちに返事があったのは1社だけで、残りの4社は返答に2~3日を要しました。

 この場合、その日にレスポンスした企業が他の企業に比べて優位に立つのは言うまでもないでしょう。ビジネスにおいてスピードの速さは、信頼を得るための重要な要素なのです。
 インターネットからキーワード検索によって、問い合わせや資料請求を行う訪問者は、おそらく1社だけでなく、複数の企業に同時に資料請求しているはずです。この競争に勝つにはスピードが大きく左右するのです。

 それでもまだ2~3日なら良いでしょう。しかし、もし2~3週間も待たせてしまえばビジネスチャンスは塵となって消えてしまいます。それにもかかわらず返事が極端に遅い企業は珍しくありません。例えばIT業界では、問い合わの内容が難しいケースもあり、返事が遅い傾向にあります。

「こういった内容で困っているんですけど何か良い方法はありますか」
という問い合わせがきても、企業規模が大きければ大きいほど、しかるべき部門への伝達に時間がかかってしまいます。
 そうすると問い合わせしてから1~2週間経っても返事が来ないこともあるでしょう。当然、問い合わせした方は「どうなっているんだッ!」と憤慨することでしょう。

 この対応につまずくと、前の2つのハードルを超えたとしても、ユーザに不満を抱かれ、会社の評判が悪くなってしまいます。前のハードルを高く超えれば超えるほど問い合わせが増え、そしてクレームも増えてしまうというジレンマに陥ってしまうのです。

 ではどうすればいいのでしょうか。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
LPOの背景

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/06/18 12:42 https://markezine.jp/article/detail/694

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング