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キーワードから学ぼう!デジタルフォレストのWeb解析相談室

ウェディング業界のサイト活用術
結婚検討者独特の訪問経路とは


QAサイトやCGMサイトからの流入増

 また、まだ母数はまだ多くないもののQAサイトやCGM系のサイトから自社サイトへの流入が増加傾向にあることも1つの特徴です。結婚は人生に1度のイベントだからこそ、慎重に第三者的な評価やコメントを求めてQAサイトやCGMサイトを利用するのでしょう。

一定数はイメージ検索から流入

 また、Googleイメージでの流入が一定数存在することも、ウェディング系サイトの特徴と言えます。Googleイメージに対するSEO対策は、海外では常識になりつつある(SEO3.0と呼ぶ人もおり、一部の米系SEO会社は日本でも活動開始しています)のですが、今後日本でも注視する必要がありそうです。

サイトの性質をうまく利用

 自然検索とクチコミサイト、両者に共通するのは広告費がかからないことです。ウェディング業界では、集客力のある専門広告媒体に広告出稿をして、自社を知ってもらい、資料請求や来館予約をしてもらうことが永らくマーケティングの定石でした。

 しかし、うまくやっている会社は広告費のかからない集客施策にも意図的に力を入れることにより、資料請求単価や来館予約単価を抑えつつ、その母数を増やすことに成功しています。

 検索エンジンで情報収集するユーザーの取り込みに力を入れ、いわゆるクチコミ的な情報を求めるユーザーに対する対策を検討することが、ウェディング業界において自社サイトへの集客を増やし、マーケティング予算をうまく使うポイントと言えます。

 今回の記事では、私自身が気になった業界ということで、ウェディング業界に特化した内容、その中でもWebサイトへの集客について説明しました。後編ではサイト側の特徴や対策について説明していきます。

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/04/17 12:26 https://markezine.jp/article/detail/7085

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