伊勢丹吉祥寺店は昭和46年に開店し、47年に新館を増床して営業を行ってきた。しかし、競合店の進出や新宿・渋谷などとのエリア間競争が激しくなり、厳しい経営環境におかれ、三越伊勢丹ホールディングスは、来年3月上旬に同店の営業を終了することを決定した。
同社は吉祥寺店に関する構造改革損失として、平成21年3月期に減損損失17億100万円を計上。同店の従業員415名(社員99名、有期雇用社員316名)のうち、就業を希望する社員については、再雇用の検討や配置転換などを予定している。
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