対象となったのは、関東、関西、東海地域在住の25~34歳のビジネスパーソン5000人。既婚者の30.6%が「過去1年間、一度も転職を考えていない」と回答したのに対し、未婚者で同様の回答をしたのは22.7%。また、「時期は決めていないが、いいところがあれば転職したい」と答えたのは、未婚者43.8%に対し、既婚者は 39.8%で、既婚者のほうが転職意向度が低くなっている。
転職先を選ぶ際に重視するポイントでは、既婚者・未婚者ともに、「給与・手当てなどの待遇」「雇用の安定」が1位と2位。違いが出たのは3位で、既婚者が「育児・介護休暇制度などの福利厚生」をあげたのに対して、未婚者は「自分が希望する仕事ができる」をあげている。
また、今の仕事を楽しめていると答えた人は、既婚者では69.0%だったのに対し、未婚者は64.0%と若干ながら既婚者が上回っている。
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