調査概要
ケータイ白書2009によれば、2008年の時点でワンセグの利用率が1年前と比べて20ポイント以上増加しており、急速に需要が高まっていることが分かる。また、2008年10月9日に発表された「移動電話国内出荷統計」では、月の携帯電話出荷台数のうち8割がワンセグが搭載されており、そのワンセグ累計出荷台数も4,000万台を超えている。
今回のワンセグの態度変容に関する調査(上)では、ワンセグの利用頻度やテレビ閲覧との比較、個人の部屋の所有有無による利用率の違いを調査した。
調査結果サマリー
- ワンセグの利用頻度は、女性よりも男性、10代や50代で高い
- ここ数年の間に、テレビからワンセグにシフトするユーザーが増える傾向にある
- どの年代も自分の部屋を所有しているユーザーは、ワンセグでテレビ番組を閲覧しやすい
調査対象
- 調査対象:10代~50代までワンセグを利用している男女500人
- 調査期間:2009年6月17日~2009年6月19日
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査機関:メディアインタラクティブ
調査対象は、10代~50代までのワンセグを利用したことのある男女500人性別は男性:女性=50%:50%、年代別は10代:20.0%、20代:20.0%、30代:20.0%、40代:20.0%、50代:20.0%となっている。
Q1-1. ワンセグの利用頻度
Q1-1では、ワンセグをどの位の頻度で利用しているかを尋ねた。
その結果、「週に2、3度程度」が25.8%で最も多く、次いで「月に2、3度程度」が19.6%と続いた。「ほぼ毎日」利用しているユーザーも20%弱おり、生活シーンによってテレビとワンセグを使い分けているのではないかと考えられる。