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MarkeZine Day 2026 Spring

話題のサービスを詳細解説

【ペルソナ設定の新潮流】サイトの要件にあわせたサービス選定を

コストを抑えて簡易に行いたいときは…

 しかし、Webサイト制作においては、予算が潤沢に用意できないことも多々あると思います。

 そんなときに先ほどのペルソナ作成の流れの1.~4.にあたる部分を短期間・低コストで行うことができるのが「ペルソナ・アイ」というサービスです。ペルソナ・アイでは、以下のような流れに沿ってペルソナシートを作成します。

  1. ヒアリング、現状分析
  2. オンラインでのリクルーティング、定量調査、定性調査
  3. 傾向分析、セグメント分け
  4. 上記分析結果に基づくペルソナシートの作成

 一般的なペルソナ設定の流れと比較したときに上記サービスの最も大きな特長として挙げられるのは、リクルーティングから定性調査、定量調査までを全てオンラインで行うということです。

 直接ユーザーと対面するのではなくオンラインで調査を行うため、質問は慎重に設定する必要がありますが、客観的なデータに基づいたリクルーティング、調査が行えるため、一般的なペルソナ設定よりむしろ精度が高い結果が得られる場合もあります。

 また、オンライン上で多数のユーザーに対して一斉に調査をかけることができるため、ペルソナ設定のための調査ではありますが、同時にユーザーアンケートの機能も持たせることができ、結果的に多くのユーザーの生の声も集まります。

 ただ、そこで作成したペルソナシートをどのように活用するか(どのように要件を抽出し、Webサイトの情報設計につなげていくか)についてはまた別の工程となるため、制作会社や他のサービスとうまく組み合わせて利用することが必要になってきます。せっかく手間をかけてペルソナシートを作成しても、それを活用できなければ作成した意味がありません。

 Webサイト制作の目的・規模に応じて数ある選択肢の中から適切なサービスを選び、効率的にサイト制作を進めていくことが重要です。

ウェブサイトの利用者像を把握する調査分析パッケージ「ペルソナ・アイ」40%OFFキャンペーンを実施中です。ぜひご覧ください!

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この記事の著者

滝澤 耕平(タキザワ コウヘイ)

株式会社ロフトワーク チーフディレクター。大学卒業後、大手出版社を経て2007年にロフトワーク入社。主に中規模から大規模のCMSサイトの構築や、NECのビジネスパーソン向けポータルである Wisdomの記事の運用を担当。さらにアバターや、mixi年賀状などのコンテンツも担当するなど幅広いジャンルのクリエイティブを手...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/10/06 11:00 https://markezine.jp/article/detail/8492

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