スイッチメディアは2026年、テレビCMとデジタル広告を統合してキャンペーン売上効果を可視化する新サービス「デジタルセールスインパクト」の提供を開始した。AI広告データプラットフォーム「クロスメディアインサイト」や「TVAL」の開発運用実績を活かし、メディア横断での効果測定を支援する。

同社はこれまで、購買ログをもとにテレビCMの売上増加効果を示す「CMセールスインパクト」を展開し、広告主企業の投資効果検証を支援してきた。今回の新サービスの背景として、近年テレビとデジタルの統合キャンペーンが主流になった状況と、キャンペーン全体での売上効果可視化のために従来用いられてきたマーケティングミックスモデリング(MMM)では専門人材や多大な工数が必要とされ、計算過程のブラックボックス化することへの懸念を挙げる。
「デジタルセールスインパクト」では、「CMセールスインパクト」で実測したテレビCMの売上効果を起点に、メディアごとに設定した効果値や接触重複の補正を踏まえて、キャンペーン全体および各メディア別の売上効果を統一指標で算出できる。広告主が保有する各種調査データも活用でき、外部パートナーとの連携も可能である。
また、算出プロセスが明示されているため、現場の実感や実績と照らして柔軟に調整できるのも特徴。計算過程が可視化されることで社内検証や合意形成がしやすくなる。さらに、メディア費用配分変更による売上効果のシミュレーションや、購入意向などのブランドリフト指標にも対応し、データドリブンなメディアプランニングを後押しする。
【関連記事】
・スイッチメディア、テレビ・デジタルの広告予算アロケーションを支援するツール「メディアプランナー」提供
・テレビデバイスの平均利用時間最長は「YouTube」 地上波は維持・増加傾向【REVISIO調査】
・Hakuhodo DY ONE、WISE Adsで日本テレビ「プログラマティックネット」へ入札可能に
・電通、テレビ広告の放送枠プランに基づきリーチ最適化を実現するシステムを開発 関東エリアを対象に提供
・博報堂、テレビCMにおける注視率を加味したリーチを広告主ごとに可視化する機能を「AaaS」に追加
