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マーケティング・テクノロジーを活用しろ!デジタル・マーケティング道場(AD)

ウェブ解析データをマーケティングへ活かすヒント

メールマーケティングへの活用がお勧め

 ウェブ解析データの活用にはさまざまな手法がある。Webマーケティングを行い、ウェブ解析に基づく改善活動をはじめたばかりの企業が次のステップで行うべき施策とはどんなことだろう。

 当然、成果のある施策は、業種や商材によって変わってくる。例えば旅行会社や中古車販売など、リスティング広告をよく利用する業種ならリスティングの管理を自動化するなど、現在行っている施策を主軸にステップアップさせやすいのではないだろうか。

 サイト内検索の最適化やコンテンツのターゲティングは、ECサイトをはじめ、あらゆるサイトに応用できる手法と考えられるが、メディアの場合なら、訪問頻度向上のためのコンテンツ施策に注目すべきだろう。また、ウェブ解析によってより細かなターゲティングができるようになったことから、メールマーケティングのブームが再燃している。

 オフラインデータとの統合は、組織をまたいで行わなければならない場合もあり、導入ハードルが高そうな印象を受けるが、ECサイトで商品ごとの利益額を追加入力するのはそれほど難しくなだろう。利益額はすぐに調べれば分かるだろうし、商品データのCSVに利益額の列を追加してアップロードすれば管理できるようになる。

 リード獲得サイトの場合は、部門をまたいだ体制づくりが必要なため比較的難易度が高いと言える。容易なことではないが、組織全体で一丸となって推進していけば、レベル5の“革新”に到達できるだろう。ステップアップを試みるためのきっかけとして、お勧めなのはメールマーケティングへの活用だ。メールマーケティングは比較的歴史がある施策なので、認知が進んでいる組織も多いと予測される。メールが“革新”への突破口に近いのではないだろうか。

 いずれにしても、ビジネスに取り組んでいる中で『ここは何とかしたい』と悩んでいる部分は必ずある。そこで「ウェブ解析データを使ってみよう」と考えてみてはどうだろう。

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

 就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・翻訳ツールなど...

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2012/02/28 21:31 https://markezine.jp/article/detail/8786

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