小田急電鉄は、小学生が自動改札機を通過したときに、保護者の携帯電話へ通過情報をメールで配信する「小田急あんしんグーパス」を開始することを、3月12日に発表した。
このサービスは、2003年から提供している自動改札機連動型携帯電話向け情報配信サービス「小田急グーパス」を応用したもの。現在実施中のモニター試験で多くの保護者から「安心感が得られた」という回答を得たうえ、早期導入を望む声もあることから、新学期が始まる4月1日からサービスを開始することになった。
保護者の携帯に配信される情報は、子どもの名前、日時、通過駅名と入場・出場情報で、配信時間は初電から終電まで。定期券区間内の小田急線の駅なら、どこで乗り降りしても情報が配信される。募集人員は2,000名で、募集開始は3月15日から。同社発行の磁気式定期券を持っている小学生とその保護者が対象となり、1台の携帯で兄弟姉妹を複数登録可能。入会金・回避・利用料などは無料だが、通過情報の受信料は登録者が負担する。
プレスリリース:「「小田急あんしんグーパス」を4月1日(日)から開始します」(PDF)
申し込み詳細:「小田急あんしんグーパス 入会方法・手順」