会場セッティング
意外と侮れないのがこの会場セッティングです。特にPCを使った実習形式を行う際には、この確認を怠ってしまうと、当日の時間ロスになってしまったり、ユーザーの満足度を下げてしまったりという事がおきます。
では、どのような所をチェックするべきなのか?以下の10点を確認しておきましょう。
- 自分のノートPCの持ち込みはOKか?
- プロジェクターを使う場合、その繋ぎ方は?
- ある程度部屋が大きい場合は、マイクやレーザーポインターは用意されているか?利用の仕方は?
- 参加者が座るレイアウトは?座っている位置から画面は見やすいか?
- 電気を消す場所は?全消灯ではなく、スクリーンの周りだけ消すことが可能か?
- 利用者のノートPCは用意されているのか?ログイン用のIDとパスワードは?ネットへの接続方法は?(可能であれば事前に対象のPCに使うアクセス解析ツールのURLをブックマークしておくとスムースです)
- ホワイトボードの有無は?(お知らせを書くときに便利です)ペンはちゃんとインクが残っているか?
- 勉強会の開催時間の前後30分あるいは1時間も会議室の利用は可能か?
- 飲食は許可されているか?
- 電源やLANの確保は出来るか?(備え付けのPCではなく、参加者にPCを持ち込んで貰う場合は、別途タップやハブを用意する必要があるかもしれません)
- アイスブレイクは最小限に。
- 緊張感を保つため、参加者に質問しながら進めていきましょう
- ヘルプの人を最低1名は確保しましょう
- 時間を管理してもらったり、PC操作で上手く出来ない人を助けてもらったり、準備と片付けを手伝って貰ったり、後で感想を貰ったり、一人いるだけでも非常に助かります
- 分からないことは素直に分からないと言いましょう
- 自信が無い場合は、持ち帰って別途確認した上で、連絡をしてあげましょう
- 多少スケジュールに柔軟性を持たせましょう。疲れている人が多ければ早めに休みを入れるなど
- チョコレートやビスケットなどのお菓子を途中で投入しましょう。社内の人が「お菓子は潤滑油である」といっていました。特に疲れが出てきた時には効きます。最初からではなく途中からの投入がポイントです
- PCが立ち上がらない、ログイン出来ない、回線速度が遅い、コンセントが足りない、などPCを使った実習ではトラブルがおきがちです。ヘルプの人に面倒を見て貰いながら、どうにもならない場合は、別の人と一緒の共同作業にしてしまいましょう
- 演習を行って貰うような動機付けを必ず行いましょう。一人一人の作業だと、「まぁいいや」と演習を行わない場合があります。QA形式の演習にして必ず誰かに答えて貰うとか、グループワークにして、勉強会に「参加」をしてもらいましょう
- 必要に応じて空調を調整しましょう。暑すぎず・寒すぎず。大抵は講師の方が、話すエネルギーを使っているので「暑い」と感じがちです。講師は多少暑くてもガマンしましょう(笑)
- 全体での質疑応答とは別に、終了後にも残って質疑応答をしましょう。大勢の中では質問を聞かない人が結構多いです。終わった後に1対1で質疑応答をする時間を確保し、それを伝えましょう。意外と質問されますよ
当日ばたばたと慌てるという事を、自分自身なんども体験してきております。特に会場については事前に確認するべき事は、自分専用のチェックリストなどを作って確認しておきましょう。
当日
さていよいよ、勉強会当日です。当日進める上で気をつけるべきポイントを同じく10点紹介しておきます(一部は、準備時点で用意しておかなければいけないのですが、当日の進行という観点からこちらに入れております)。


当日は参加者の満足度を下げないため、気を使うことが中心となります。そのためにも、一緒に手伝ってくれる人は必ず用意しましょう。どうしても一人だと限界があります。特に講師は、よっぽど経験をつまない限り、話すことで精一杯で周りの状況まで冷静に見る事が出来ません。私もそういうタイプなので、必ず協力者を1名~2名用意しています。
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