メディアネットは、アエリアファイナンスと共同で、ウェブサイト運営の資金面での支援や、ウェブサイトの買収・売却を行う「サイトキャッチャーファンド有限責任事業組合」を設立したことを、3月13日に発表した。
このファンドは、メディアネットのウェブサイト売買仲介サービス「サイトキャッチャー」と連携し、優れたウェブサイトを保有・運営しながら事業を拡大できない運営者から運営権を買い取り、運営の引継ぎを行う。買い取ったウェブサイトは、アエリアファイナンス、メディアネット、その他協力会社などの支援によってウェブサイトの価値を高めていく。そのほか、サイト運営ノウハウや、資金がない事業者に対して資金拠出、運営のコンサルティングを行っていくという。
同ファンド出資者は、アエリアファイナンスとメディアネットで、それぞれ出資比率は50%。設立時期は3月16日を予定しており、存続期間は2年間。さらに、協力会社には、サイバーエージェント、ネットプライス、インタースペースが名を連ねている。
また、メディアネットは同日、アフィリエイトサービス「アクセストレード」を運営するインタースペースとの業務提携も発表。「アクセストレード」の顧客の中で、閉鎖を検討している優良ウェブサイトの情報を運営管理者の同意を得て「サイトキャッチャー」に紹介。「サイトキャッチャー」は譲渡の完了したサイトを、サイト管理者の希望に応じてアフィリエイトパートナーとして「アクセストレード」に紹介する事業を展開していく。