2009年に販売された携帯電話は12億1100万台で、前年比0.9%減だが、第4四半期は3億4000万台で前年同期比8.3%増となっている。好調のスマートフォンは、第4四半期に5380万台(前年同期比41.1%増)、2009年全体では1億7240万台(前年比23.8%増)となった。
上に示したメーカー別の携帯電話販売台数のグラフでは、上位5社のうち3社が販売数を落としている。一方、スマートフォン市場では、アップルは14.4%、Research In Motion(RIM)は19.9%と市場シェアを大きく伸ばしている。
スマートフォンOS市場では、Symbianが首位を守っているもののシェアはついに50%を割った。一方、2009年に最も好調だったのは、AndroidとiPhone OSで、iPhoneのシェアは6.2%、Andoroidは3.5%増加。そのあおりを受けて、Microsoft Windows Mobileのシェアは4位に転落した。
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