調査は2009年12月に、全国の13歳以上の3G携帯電話のユーザーで、1か月以内に携帯電話・パソコンのいずれかから、対象コミュニティサイト(mixi、GREE、モバゲータウン、Ameba、FC2ブログ、魔法のiらんど)にアクセスした人を対象として行われ、2200名(男性1099名・女性1101名)から有効回答を得た。
コミュニティサイトで閲覧する記事ジャンルは、携帯電話とパソコンともに、1位「音楽・アーティスト」、2位「ゲーム・マンガ・アニメ」、3位「テレビ・芸能人・映画」で、上位項目が同一となった。
2つのデバイスの違いに注目すると、携帯電話では4位・5位が「学校・サークル」「地域」、6位・7位が「グルメ・料理・お酒」「旅行・レジャー」となっているが、パソコンでは4位・5位が「グルメ・料理・お酒」「旅行・レジャー」、6位・7位が「学校・サークル」「地域」と逆になっている。
この結果から、グルメや旅行などの情報系サイトでは閲覧や比較のしやすいパソコンを利用し、学校や地域、仲間など、自分の所属に関するサイトでは携帯電話による即時性を求めるなど、利用目的にマッチしたデバイスの選択が行われている様子がうかがえる。
【関連記事】
・携帯電話で十分、20代に多い「スマートフォン不要論」
・お笑いもマンガも音楽も楽しめる ネットの新しいテレビ「ナタリーTV」開設
・「旅行」関連の人気サイトランキング(2010年01月)