アルゴリズム更新に勝つためのペナルティ対策1、2
対策1 「ペナルティ可能性チェック」
検索結果に自社サイトが表示されなくなった際にまずやるべきことは、ペナルティの可能性をチェックすることだ。場合によってはペナルティではないと思われる状況もあり、その際は何もせずとも再び検索結果に表示されるようになることもある。ここはSEOツールを使ってチェックする。
ペナルティの可能性をチェックするには、「takotubo.jp インデックス状況調査ツール」を利用しよう。
主に見るべき項目は上図赤枠内の順位で「○位」となっている箇所である。ペナルティを受けていない多くのページではこれらの順位が大抵は「1位」と表示される。1位になっていないものが1つでもあればペナルティになっている可能性がある。ペナルティの疑いがあれば次の「対策 2」に進む。
ペナルティの可能性がチェックできる「takotubo.jp インデックス状況調査ツール」の詳細はサイトでご覧ください。
対策2 「ペナルティ対策」
そもそもペナルティになる原因はいろいろと考えられるが、基本的なペナルティ対策を解説する。
ペナルティ状態から検索結果に表示されるようになるためには、基本的には当該ページを修正し、様子を見て変化が無さそうなら再度別な修正をすることになる。原因がはっきりと特定できない以上、「仮説→実施→検証」を繰り返すしかない。疑わしき原因を1つずつ潰していくしかないのだ。
実施内容の判断基準としては、自社サイトをURLなどで検索→当該サイトのキャッシュを確認し、変更が反映されているにも関わらずペナルティ状態であるならば別な対策をした方がいいだろう。それでは、以下3つのペナルティ対策について解説する。
基本的なペナルティ対策の1つ目は、「takotubo.jp 外部発リンクインデックス状況調査ツール」を利用する。
takotubo.jp 外部発リンクインデックス状況調査ツールでは、ペナルティの疑いがあるURLを入れてチェックすると、当該ページから外部発リンク(当該ページのドメイン外へのリンク)先のインデックス状況が表示される。上図赤枠内の○位の部分が1位でないリンク先は、そのリンク先ページがペナルティになっている可能性があるので、その発リンクは削除することを検討する。
この対策は「スパムサイトにリンクを提供しているサイトにもペナルティが課せられる」という仮説のもとに行うものだ。「上図赤枠内の○位の部分が1位でないリンク先」が確実にペナルティになっているとは限らないし、このような発リンクを削除したからといって確実に自社サイトのペナルティが解除されるとも限らないのでご注意いただきたい。
当該ページの発リンク先のインデックス状況がわかる「takotubo.jp 外部発リンクインデックス状況調査ツール」の詳細はサイトでご覧ください。
基本的なペナルティ対策の2つ目は、「takotubo.jp タイトルテキスト重複チェックツール」を利用する。
takotubo.jp タイトルテキスト重複チェックツールでは、当該ページのタイトルと同じタイトルのページがドメイン内にあれば、そのURLが分かるツールだ。タイトルはページ固有の内容で設定すべきで、同じタイトルが複数あると「検索エンジンがどのページがどの内容について述べているのか混乱し、結果としてペナルティ状態に陥る」という仮説にもとづいて対策するものである。
こちらも重複タイトルがあったからといって確実にペナルティになるとは限らないし、重複タイトルを無くしたとしても確実に自社サイトのペナルティが解除されるとも限らないのでご注意いただきたい。
当該ページと同じタイトルがドメイン内のページにあるかが分かる「takotubo.jp タイトルテキスト重複チェックツール」の詳細はサイトでご覧ください。
基本的なペナルティ対策の3つ目は、「takotubo.jp リンク切れチェックツール」を利用する。
takotubo.jp リンク切れチェックツールでは、当該ページ内に設定されているリンクを200件まで調査し、リンク切れをチェックする。リンク切れが即ペナルティにつながる可能性は高くないと思われるが、ユーザビリティの面でもリンク切れはマイナスなのでチェックしておこう。
こちらもリンク切れがあったからいって確実にペナルティになるとは限らないし、リンク切れを無くしたとしても確実に自社サイトのペナルティが解除されるとも限らないのでご注意いただきたい。
次のページではペナルティ対策のキーワード調整について解説する。
当該ページ内に設定されているリンクに、リンク切れがないかをチェックできる「takotubo.jp リンク切れチェックツール」の詳細はサイトでご覧ください。