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イベントレポート

120分で成果のつながるネット広告ノウハウを解説
MarkeZine Day 2010 HIROSHIMA開催

 16日、MakreZine編集部の主催イベント『MarkeZine Day』が広島で開催された。広島で初めての開催となったが、会場は満席となった。

MarkeZine Dayが広島初上陸

 東京、大阪を含めると過去6回開催されている『MarkeZine Day』が、9月16日(木)に広島で初めて開催された。

 近年、EC・ネット通販市場が拡大傾向にあり、ネット上でビジネスを展開したいというニーズは地方でも高まりつつある。そのような背景から、7月に地方開催第1弾としてMarkeZine Day 2010 OSAKAが大阪の梅田で開催され、さらに第2弾として、MarkeZine Day 2010 HIROSHIMAが広島市で開催となった。天候にも恵まれ、初開催にも関わらず会場は満席となった。

 講演は15時からスタートし、プログラムは3部構成で進められた。ここでは、15:00~15:40分、15:50~16:30分の講演内容をダイジェストでお伝えしていく。

  • 15:00~15:40 “売れる”ネット広告 ~ネット広告で“100%確実”にレスポンス率を上げる方法とは?~ 株式会社売れるネット広告社 代表取締役社長 加藤公一レオ
  • 15:50~16:30 事例から学ぶYahoo!リスティング広告 ~効果を上げるキーワードと広告のコツ~ ヤフー株式会社 BS本部 マーケティング部 窪田まゆみ氏
  • 16:40~17:20 「ウェブ営業力」養成講座~4つの失敗事例から学ぶ営業力倍増法~ 株式会社パワー・インタラクティブ 執行役員 渥美英紀氏

インターネット広告の特徴、効果、見るべき指標を改めておさらい

 講演のトップバッターを務めた、株式会社売れるネット広告社 代表取締役社長の加藤公一レオ氏からは、インターネット広告の基本的な知識から、反応のよいインターネット広告をプランニングするのためのノウハウが語られた。

 冒頭、加藤氏は他の広告と比べたインターネット広告の特徴と、インターネット広告を利用することで得られる効果について、それぞれ3つを挙げた。

インターネット広告の特徴

  • ユーザー自らがアクションが起こせる、能動的な広告媒体
  • 詳細なターゲティングが可能
  • いつ、誰が、どのくらい見た(反応したか)という広告の効果測定が可能

インターネット広告を利用することで得られる効果

  • インプレッション(認知効果)
  • トラフィック(誘導効果)
  • アクション(獲得効果)

 続いて、加藤氏は効果測定の指標について言及。「基本的には4つの指標を見ておけば問題ない」とし、次の4つの指標をチェックすることが大切だと述べた。

チェックすべき4つの指標

  • クリック率(広告表示回数の中でクリックされた率)
  • CPC(一人当たりのクリック単価)
  • コンバージョン率(クリック回数の中で申込、資料請求などのアクションを起こした率)
  • CPA(一人当たりの獲得単価)

継続的に成果を上げ続けるためのポイント

 次に自身の経験から、インターネット広告の成果を上げ、継続的に成果のつなげるためのノウハウを紹介した。

 「インターネット広告の成果を継続的に上げ続けるためのポイントは、クリエイティブプランニングとメディアプランニングの段階において、事前にテストを実施し最適化を図っていくことです。例えば、あるキャンペーンを行う際に1000万の予算があったとします。その際、予算の1割を利用して事前にクリエイティブのテストを実施し、クリエイティブごとに、どれが一番反応がよいのかを比較します。その中から、一番反応がよかったクリエイティブを本番キャンペーンで利用していけば、成果の最大化につながっていきます」と主張した。

 加藤氏の言葉を借りれば、この工程はスポーツに例えると予選に当たるという。予選(テスト段階)で選手を競わせることで、最高の選手(もっとも反応のよいクリエイティブ、もっとも反応のよいメディア)を見つけだしてから、本大会(本番のキャンペーン)に出場させるというわけだ。

 また、加藤氏は「クリエイティブの作成は慎重に行うべき」とし、キャンペーンごとに新しいクリエイティブを作り直すといった発想は避けるべき、と警鐘を鳴らした。

 「私の経験から言えば、インターネット広告における反応のよいクリエイティブとは、『強い写真』『強いキャッチコピー』『強いデザイン』を掛け合わせたクリエイティブです。クリエイティブの作成は感性に頼りがちな側面もありますが、反応をよくするという視点に立つと、クリエイティブの要素を分解し、要素ごとにテストを実施、最も反応のよい要素を組み合わせるというやり方が適しています」とした。

 同様に、メディアプランニングにおいても、広く浅く媒体に出稿しその中で結果がよかった媒体だけを残していく、というやり方をとることで、継続的な成果が獲得しやすくなるとした。

 「クリエイティブプランニングにおいても、メディアプランニングにおいても、毎回新しくする必要はありません。テストと検証を繰り返すことで、少しずつマイナーチェンジをしていくことが大切です。これを繰り返していくことが、継続的な成果を得るための最大のポイントと言えるでしょう」と語り、講演を締めくくった。

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この記事の著者

押久保 剛(編集部)(オシクボ タケシ)

メディア部門 メディア編集部 部長/統括編集長1978年生まれ。立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、『MarkeZine(マーケジン)』の立ち上げに参画。2006年5月のサイトオープン以降、MarkeZineの企画・運営を一貫して担当。2011...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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