この問題は、ニールセンが11月に顧客に対して行った通知から明らかになったもので、非常に長いURLを使うサイトが増えたことによって、同社システムがサイトを認識できなくなる事態が生じ、それによってサイト滞在時間やユニークビジター数が実際よりも少なく計測されるなどの影響が出た。ニールセンの調査によると、2000字以上の長いURLがその主な要因となっており、その影響はソーシャルゲームサイトで大きくなっているという。
17日に公開されたAdAge.comの記事では、こうした長いURLはFacebookなどのソーシャルネットワークサービスで多く使われているとしている。すでに2009年には、技術情報サイト「O3 Magazine」で、こうした長いURLやパス名がネットワークの帯域幅を無駄に消費しているという記事を掲載しており、その中でFacebookのURLを例に解説している。
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