解答・解説編(その2)
【問題6とその解答・解説】
次の文章は、スポンサードサーチの広告テストについて述べたものである。正しければ○を、誤りならば×を選べ。
「広告テストで比較する対象は多ければ多いほどよいので、できる限りたくさんの広告を作り、同時にテストすることが望ましい」
A) ○
B) ×
正解) B
解説) 広告テストは、商品・サービスの売りとなる訴求ポイントが異なる広告をいくつか用意し、仮説をもとに効果を検証していくことが望ましい。広告が多すぎると、効果が検証しにくいだけでなく、インプレッション数が分散し、十分なテスト結果が得られないこともある。よって設問の文章は誤りである。
【問題7とその解答・解説】
スポンサードサーチ モバイルについて、誤りを述べているものを次の中から選べ。
A) スポンサードサーチ モバイルはスポンサードサーチに比べ、広告のタイトルや説明文に使用できる文字数が少ない
B) スポンサードサーチ モバイルで使用できる文字の種類は、スポンサードサーチとすべて同じである
C) 一般的にスポンサードサーチ モバイルはスポンサードサーチに比べ、検索結果画面に表示される広告の数が少ない
D) スポンサードサーチ モバイルの広告の掲載順位は広告の品質と入札価格で決定される
正解) B
解説) スポンサードサーチモバイルの広告文はタイトルが12文字、説明文が14文字、表示URLが20文字までとなり、スポンサードサーチよりも使用できる文字数が少ない。また、スポンサードサーチ モバイルはカタカナの半角表示、全角/半角スペース・全角英数字の使用不可など、使用できる文字種がスポンサードサーチと異なっている。
【問題8とその解答・解説】
次の文章が正しければ○を、誤りならば×を選べ。
「インタレストマッチでコンバージョン数を増やすには、広い意味を持つ言葉をキーワードとして登録しインプレッション数を上げるほか、ユーザーの興味を引く広告文を作成し、クリック率を高めることも有効である」
A) ○
B) ×
正解) A
解説) インタレストマッチでは、登録したキーワードに関連したWebページに広告が掲載される可能性があるため、広い意味を持つビッグワードや流行のキーワードを登録することがインプレッション数、ひいてはコンバージョン数を増やすために有効である。また、定期的に広告文を見直すなどして、ユーザーが興味を引くような内容にブラッシュアップすることも重要。
【問題9とその解答・解説】
インタレストマッチについて、正しいことを述べているものをすべて選べ(複数選択)。
A) ターゲティング設定によって、一定の収入以上あるユーザーにのみ広告を出稿できる
B) PC向けだけでなく、モバイル向けにも広告を出稿できる
C) 同じページでも、それまでの閲覧履歴などによってユーザーごとに異なる広告が表示されることがある
D) スポンサードサーチをすでに利用していれば、入金口座を共有して利用できる
正解) B、C
解説) インタレストマッチのターゲティング設定は、「年代」「性別」「曜日・時間」「地域」で可能。Aのように、収入によってターゲティングすることはできない。また、すでにスポンサードサーチを利用していても、インタレストマッチの入金設定は新しく行う必要があり、Dのように共有はできない。
【問題10とその解答・解説】
スポンサードサーチのコンバージョン測定について、正しいことを述べているものをすべて選べ(複数選択)。
A) コンバージョン測定するには、管理画面からコンバージョンタグの入手が必要になる
B) コンバージョン数だけでなく、設定により売上も測定可能
C) コンバージョンをサポートした数として「アシスト数」も測定可能
D) 販売を行っているサイトが何か商品を売ったときのみ、コンバージョン数が計上される
正解) A、B、C
解説) コンバージョン測定は、コンバージョン数とコンバージョン率、そしてアシスト数等の測定が可能になる機能。売上を測定する場合は、売上額として1コンバージョンあたりの固定平均値か、または動的な値を設定することで測定可能になる。また、物販サイトに限らず会員獲得や資料請求などすべてのサイトで利用できる。
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