SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

アクセス解析エキスパート直伝!デジタルフォレストのPVアップ講座

あなたのサイトはユーザを逃がしていないか? ~“サイト内迷子”を解消する4つのポイント~(後編)


勝ちパターンではなく負けパターンに着目する

 みなさんがサイトを制作するとき、ユーザの想定導線を設計することが多いと思います。そしてサイト制作後は、その想定導線どおりにユーザが動いているかアクセス解析ツールを利用して把握しているものと思います。

 このとき、想定導線どおりに動いているユーザではなく、想定導線以外の動きをしている=負けパターンの動きをしているユーザに着目してみてください。そのようなユーザにどうやったら想定導線どおりに動いてもらえるか、もしくは実際のユーザの動線をどうやったらコンバージョンにつなげることができるか、といった観点での分析・改善は非常に重要です。負けパターンを分析・改善し、勝ちパターンに変えていくことによって、最終的なコンバージョン数は増加します。

 想定導線以外のユーザの動線を把握できるかどうかは、アクセス解析ツールに依存します。動線を把握するために事前の設定が必要なアクセス解析ツールを利用している場合は、負けパターンを把握・分析することは残念ながら極めて難しいです。この点は、アクセス解析ベンダーに相談することをお勧めします。

 今回と前回の連載で、「サイト回遊」プロセスのボトルネック解消方法について説明しました。みなさんのサイトのコンバージョン数改善に活用して頂ければと思います。次回は、ユーザの一連のプロセスの中の「コンバージョンプロセス」がボトルネックである場合に、データをどのように読み、その結果をどのように改善に生かすことができるか、について書こうと思います。

サイト内迷子を解消するポイント1、2の解説がある前編はこちら


この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
アクセス解析エキスパート直伝!デジタルフォレストのPVアップ講座連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/06/14 14:33 https://markezine.jp/article/detail/1281

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング