マクロミルと東急エージェンシーは、携帯型バーコード・スキャナを用いた商品購買調査「QPR(Quick Purchase Report)」を共同展開してきた。このQPR事業の強化とパネルデータの提供・構築のため、マクロミルは東急エージェンシーと博報堂DYホールディングスとともに、消費者購買データの収集・販売を目的とする新会社を、来年1月11日に設立する。
新会社「株式会社エムキューブアンドアソシエイツ」は資本金4億円(株主構成:マクロミル 81.875%、博報堂DYホールディングス 15%、東急エージェンシー 3.125%)。マクロミルは、マッキャン・ワールドグループ ホールディングスとの間で、新会社への出資についての基本合意を締結しており、今後も出資を広く募っていくとしている。
新会社は、全国の一般消費者の中から大規模なQPRパネルを構築し、消費者購買動向データを、マクロミルのほか広告代理店、企業のマーケティングに関わるサービスベンダーへ提供する。
【関連記事】
・主婦の友社、読者パネル4万人の「主婦の友しあわせ総研」
・ネットレイティングス、職場の調査パネルを3倍に増員
・マクロミルと東急エージェンシー、携帯型バーコードスキャナを用いた商品購買調査サービス