日本では、ポータルサイトは最も利用者が多いオンラインサービスのひとつ。アウンコンサルティングは、コムスコア社が提供する2010年12月のデータをもとに、主要ポータルサイトの傾向について分析した。まず、ユーザーの男女比率を見ると、男性の比率が最も高いのはlivedoorで、全体の59.1%。一方、女性の比率が最も高いのはExciteで、全体の48.8%を占めている。
また、34歳以下の若い年代が多いのはlivedoorで、全体の約4割を占めている。一方で、それ以上の年代が多いのは、OCN、niftyなどのプロバイダー系のポータルサイトとなっている。
ポータルサイトでは、ユーザーの属性は均一化する傾向があるが、アウンコンサルティングは、今回の分析から見えてきたサイト間の傾向について、各ポータルサイトがユーザーに発信しているメッセージに即した差異と言えるとしており、ウェブメディアが一貫したメッセージを発信することと、そのメッセージがどのような差を生み出しているかの検証が重要だとしている。
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