SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

地震発生時に「役に立った」、ツイッター79%、フェイスブック62%

震災前と震災後で、利用に変化

 IMJモバイルは、東日本大震災の発生から2週間が経過した3月26日から28日にかけて、「東北地方太平洋沖地震に伴うツイッター、フェイスブック利用実態に関する調査」を実施した。調査は被災地を除く全国の20~59歳のツイッター、フェイスブックの利用者932名を対象に行われた。

 ツイッターとフェイスブックの利用者に利用し始めたきっかけをたずねたところ、地震前からの利用者と地震後からの利用者に違いが見られた。ツイッターでは、地震前からの利用者は「流行していたから」との回答が最も多くなっているのに対し、地震後からの利用者では「友人、知人、家族に推奨されたから」が最も多くなっている。

ツイッターを利用し始めたきっかけ(複数回答)【n=820※ツイッター利用者】

 一方、フェイスブックでは利用開始時期に関わらず「友人、知人、家族に推奨されたから」との回答が最も多く、2番目に多い「メディアで取り上げられていたから」との回答は、地震後からの利用者の方が約10ポイント高い結果となった。

フェイスブックを利用し始めたきっかけ(複数回答)【n=321※フェイスブック利用者】

 また、「非常時の連絡手段として利用できる」との回答は、地震前に比べて地震後からの利用者のほうが、ツイッターでは23ポイント、フェイスブックでは8ポイント上回る結果となり、地震の前後でサービスのとらえ方に変化が生じている。

地震発生後72時間以内に、どのように利用したか

 地震発生前からツイッター、フェイスブックを利用している人に、地震発生後72時間以内にそれぞれどのように利用したかをたずねたところ、ツイッターでは「情報の収集」「情報の共有」が上位にあがった。一方、フェイスブックでは「友人・知人の状況確認」「情報の収集」があがっており、両サービスは目的に応じて使い分けされていたと考えられる。

地震発生後72時間以内の利用内容(複数回答 【※それぞれ地震前からの利用者】

  地震発生時に利用した際、「役に立った」「やや役に立った」と感じた利用者はツイッターでは79%、フェイスブックでは62%にのぼり、高く評価されている。今後も利用を継続したいかについては、「利用したい」「やや利用したい」との回答はツイッターでは91%、フェイスブックでは86%となっている。

【関連記事】
チリのツイッター登録率、大地震後に500%増
震災前後で、東京電力サイトの訪問者数は478万人増、ツイッターは187万人増
震災情報の信頼度「NHK」が1位、ソーシャルメディアは功罪相半ば

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2011/04/04 12:56 https://markezine.jp/article/detail/13591

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング